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薬事の仕事に就きたいと考えたのはいくつか理由がありました。
もともと患者を目の前にして働くのに心配があったのは確かで、適切なコミュニケーションを取りつつ、責任のある仕事ができるかは大学時代から懸念していたことです。
心配性な性格なので自分がミスをしたらどうしようという不安を常に抱えてしまい、調剤薬局で三年働いてみてもその気持ちがなくなることはありませんでした。
また、土日に仕事があるのが問題になってきたのも理由の一つです。
大学の卒業と同時に結婚して夫婦で暮らしていましたが、休みの日が合わないのが互いにストレスになってきていました。
子供を生むとなると余計に大きな問題になるという自覚もあったので土日が休みの職場で働きたいという気持ちもあったのです。
そして、もう一つは事務系の仕事が割と好きだったからというのがあります。
書類処理をしている時間が苦だという人も職場にはいましたが、むしろ淡々と仕事ができるのが私は好きで、
他の人と同じ頃にスタートしても手早く終えられているという事実からも適性があるのではないかと考えていました。
これらを満たしてくれるのが製薬メーカーなどで薬事申請の仕事に携わるという道でした。
薬剤師の資格そのものは必要なくても、薬剤師としての能力は必要になる仕事なので苦労して資格を取ったことにも後悔はありません。
ただ、思い立ってから問題になったのがどのようにして転職するかでした。
少なくとも薬局で働くのを辞めようと思い立ったときに求人を見ても、通える範囲内の企業からは募集がなかったのです。
募集がなくてはどうしようもないのですが、薬剤師にはエージェントがいるのが役に立つという話は知っていたので
きっと非公開求人を紹介してもらえるだろうと期待して相談に行きました。
まだ薬局で働いて期間は短いものの、薬事の仕事にその経歴が大きな影響を与えることはないだろうと考えていました。
しかし、どのようなスキルが必要かもわからなかったのでエージェントに相談してそのアドバイスももらうつもりでした。
大手の製薬メーカーからの求人があるとすれば、大手のエージェントに依頼しているだろうと考えて規模の大きなエージェントを選んで登録を試みました。
薬事申請を主な業務にする形で事務的な仕事をする仕事に就きたいという程度の話でエージェントに話を切り出して仕事の紹介をしてもらおうと考えたのは正解だったかもしれません。
企業への転職ですねという話になって、臨床開発モニターなどの他の企業の仕事についても紹介してもらうことができました。
しかし、その内容を聞いているとやはり自分が求めているものとは違うとわかり、薬事にこだわりを持って転職したいと胸を張って言えるようになったのです。
その話をしたときに経歴から見て必要だと言われたのが客観的な英語力でした。
求人は持っていないわけではないけれど、先方との信頼関係もあるので履歴書だけ見ても申し分ない人でないとなかなか紹介できないと正直に話をしてくれたのです。
TOEICやTOEFLを受けて高得点を獲得すれば、まだ若さもあるから十分推薦できるレベルですという話を受けて、必死に英語の勉強に取り組むことにしました。
半年ほどは仕事以外はほとんど英語漬けの生活をすることになりましたが、
TOEICもTOEFLも高得点を手に入れることができたので、これで大丈夫だろうとエージェントにも言ってもらうことができ、非公開求人を紹介してもらえました。
さすがに非公開のものという面があり、採用するのが前提のような様子で面接も進められてその場で採用を内定してもらうことができました。
求人を見つける段階から準備までエージェントのサポートのお陰で達成できた転職です。